年頭所感を掲載いたしました。

一般社団法人 日本金融商品仲介業協会 理事長 中桐啓貴 年頭所感
2024年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 

新年あけましておめでとうございます。FA協会理事長の中桐です。
旧年中、会員の皆様には、多大なるご協力とご支援を賜わりましたこと、お礼申し上げます。
また、セミナー・研修やカンファレンスにご登壇いただいた皆様、米国視察にご協力いただいた方々、各種イベントの運営のご支援をいただいた多くの関係者の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

さて、既にお知らせしておりますように、協会は、昨年12月19日の臨時社員総会の決議により、名称変更を行い、本年1月1日から「一般社団法人 日本金融商品仲介業協会」となりました。
この名称変更によって、当協会は金融商品取引法に基づき登録された金融商品仲介業者を会員とする団体であることが明確になったものと存じます。

また、入会審査の見直しを行い、入会申請書類を簡素化する一方で、誓約書(法令や協会定款等を遵守すること、協会の目的や倫理綱領に同意すること等)をご提出いただき、複数の理事による直接面談で企業理念(顧客本位の業務運営やコンプライアンスに対する考え方を含む)などを確認させていただくことにしました。
なお、新規入会されるIFA事業者が比較的小規模(登録外務員数が30名未満)の場合には入会当初1年間の会費を軽減(月額1万円)することにしました。

より多くのIFA事業者に入会していただき、研修、ベストプラクティスの共有、ネットワーキング、監督当局者とのコミュニケーションを含む協会の諸活動を通じて会員及び所属IFAの質を一層高めることで、業界全体の質の向上を裏付けとする業界の発展にさらに強く貢献して参る所存です。

また、金融商品仲介業の認知度を高める活動や国民の金融リテラシー向上への貢献活動を一層進めて参りたいと考えております。

今年は新NISAも始まり、日本もインフレの時代に入り、そして資産運用立国に向けた国の後押しもありこれまでで一番の追い風が吹いております。
その追い風をチャンスにするには、奇をてらった方法などなくそれぞれのアドバイザーがお客様のゴールを真摯に聞き続け、ゴール達成に向けて長期的に寄り添っていくことで、預かり資産が右肩上がりに成長していきます。
米国にはそうして多くのお客様を幸せにしているアドバイザーがたくさんいますが、残念ながらまだ日本のアドバイザーは道半ばです。
それを変えるべく、ぜひこの協会のメンバーが一致団結をして、日本のアドバイザーの見本として今年も行動をしていきましょう。

引き続きのご協力、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

一般社団法人 日本金融商品仲介業協会 理事長
中桐 啓貴